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| No.953 投稿者/かなやん | 2005/12/21 |
やきうどん(塩コショウ味) … 不明
| あれは私が高校生くらいの頃です。
日曜日に父・母・私と三人が自宅に居たので、私がお昼ご飯の支度を
することになりました。
料理するものは母がスーパーで買ってきた焼きうどんです。
野菜をいためて、うどんを投入し、塩コショウの味を付ける為に調味料
ケースに入っていた塩とコショウをふりかけようとしました。
と、ふと見るとケースの中に普段あまり使用していない塩コショウが一緒になった
調味料があるではありませんか。調味料びんを出し入れするのが面倒だった私は
それを使用して、焼きうどんを仕上げました。
焼きうどんをお皿三つにわけ、三人で仲良く食べ始めほどんど完食という段階で
わたしは、気がつきました。
あらびき胡椒だと思っていた粒に、小さい足が六本あることに。
「・・・・・・・」
凝視すること数分。体長二ミリのこげ茶の甲虫です。
父母は、老年に差し掛かっていたので私の指摘でも「胡麻?」とか
言っていました。
慌てて塩コショウの調味料びんを覗くと、鼻を突くアンモニア臭とともに
中に先ほどの甲虫がびっしりと詰まっていました。
生きているものと死骸と・・・・・臭いからして糞もおしっこも・・・・。
びんの中で胡椒を食っていたようです。
興味に刈られ、びんを皿に空けてみました。胡椒らしき粒はのこっていませ
んでした。
やきうどん(塩ムシ味)・・・・体調を崩すことはありませんでした。
でも、ソニプラとかで見掛ける「クレイジーソ○ト」とか見るといまでも
ムシ入り塩コショウを思い出します。
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