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| No.513 投稿者/フタアイ | 2004/01/25 |
桃の缶詰 … 10年もの
| ある時わたしは、祖母のうちに行き冷蔵庫を物色していた。
すると冷蔵庫の片隅に缶詰が!私の大好物の桃の缶詰。
すぐさま、それを取り出し賞味期限を見てみる。
『1991・・・』とうの昔、10年前に賞味期限は切れている。
少し考えたが、とうとう私は食欲に負け、缶切りで空けてみる。
ちょっと甘酸っぱく桃のシロップを煮詰めたような匂い。
フォークで桃を刺してみる。煮崩れたカボチャのような感触。
恐れながらも桃を口に運ぶ。
味は甘酸っぱいく何故か、ほろ苦い。
次に汁も飲んでみる。やはり甘酸っぱい。普通の汁と違い煮詰めたような味。
すごくヤバイ気がしたが、食べ続けてみる。
甘酸っぱすぎて気分が悪くなったので、3切れでやめる。
少し次の日どうなるか期待したが、
ちょっと腹を下しただけだった。
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