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 | No.489 投稿者/Ank | 2003/11/29 |
ゴキブリ入りキャンデー(下) … 1週間もの
| 意を決してかじる。
ゴリゴリというキャンデーの食感とまるでアーモンドのような食感。
ゴキブリ自体に特に味というものは感じられなかった。
だんだん咀嚼しているうちに口に違和感が。
ブチュ、ブチュ・・・。
ん?なんだ、この歯ごたえは。
噛みながら冷静に分析してみる。確か私が口に運んだのは尻の部分。腹ごと口にした。
ということは・・・。
モツと糞が私の口内に・・・。
まずっ!! つーか糞くらい処理しとけよ!!
苦さを噛み締めながら残りの上半身を口に運ぶ。
下半身ほどではないものの、あのおぞましい香りと苦さが残ったままだったのでまずい。
アーモンドに腐ったジャムを塗ったような食感。しかも触覚がのどに絡まって気分が悪い。
こうして口内の死闘を終え、私はジュースで口直しをしました。
そしてゴミ箱にキャンデーの包み紙を捨てようとポケットから出す。
ふと見ると、賞味期限が書かれているので読んでみる。
賞味期限切れとるやんけ!! 売るなよ、そんなもん!!
食べたときは何ともなかったのに、夜中に激しい腹痛を覚え、
散々嘔吐したあげく、その次の日学校を休んでしまいました。
やはり腐ってもゴキブリはゴキブリか・・・。
私の完全敗北でした。
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