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 | No.376 投稿者／コップロボ | 2003/03/29 |
重曹 … ５ヶ月もの
| | 忘れもしない１年前の秋、当時中学校２年生だった私は、学校の文化祭で、カルメ焼きという意味深な物体＜Ｘ＞を作ることになった。材料は、ザラメと湯、そして一番重要な５ヶ月前の重曹（同じ部活の同学年で同クラスの私物）を用意した。うまく出来上がったカルメ焼きを（失敗多）食した。顧問は、重曹の入れすぎは苦くなるといっていたが、そんなことは完全無視してよく膨らむように多量に入れた。結果は見事成功。味もよく、顧問はうそばっかり言うなーとそのとき感じた。部活の時間も終わり、片付けに入っていると、ふと目に入った、使われなくてひそかにアルミホイルの上にばらまかれた重曹を見て、非常にかわいそうだ、ならば食ってあげようと意気込み一口。・・・なかなかうまいじゃないか、まるで味の素を食っているみたいだぞ、いい気になってもう三口、物好きな後輩にも勧め食わせた。どうやら口に合わなかったようで、逃げ出てしまった。そして、かたづけも終わりいざ退散しようとしたそのとき！！足にかゆみが大量発生、虫刺されか？とも思ったが虫に刺されたと思われる場面もなし、そのまま無視して帰宅することにした。家にかえるとかゆみのオンパレード、母に言うと蕁麻疹ではないかというので病院送り。見事に蕁麻疹と診断され塗り薬と飲み薬、母に大いに笑われ馬鹿にされたのを覚えている。翌日薬の効果で復帰したが、味の素が数ヶ月なめられなくなってしまった。今では元気になめまくり親に怒られている。
補足、病院で診断されたカルテ、今も院内で元気に保存され、先日その病院に行ったとき、その先生から「ＯＯＯＯ」君か、重曹はもう大丈夫なのか？と聞かれいやな思い出がそのせいで今でもふとよみがえってしまう。
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