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15年前の弟の一年(中編)/投稿者:ブータン

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TOP>レポート別>投稿レポート1824


image No.1824  投稿者/ブータン   2021/02/20

  15年前の弟の一年(中編)

  前編の続き…

不慮の事故←100%自業自得(笑)

不運な食中毒←以下同文(笑)
から
学校に初登校した10月から少し過ぎた10月のある3連休の2日目のお話…

弟は笑えない体験をするのである(^^;

その日は、秋晴れ!絶好の行楽日和!
兄と姉は部活等々、私は友達とお出かけ、母と父は仕事で弟は仲間(ワルガキトリオ)とワルガキ1の父と共に山登りへ!と、言う流れになった日の事。

まずはその前日の夜の我が家の会話…

弟→『明日◯◯山に行ってくるんだ〜♪』←山好き

そこにはルンルンで、山登りの支度をする弟、本来ケガさえしなきゃ運動機能は半端なくあるので、久々の山にウキウキが止まらない…

すると兄が、ルンルンの弟を呼び、マジ顔で一言…

兄→『ケガだけは…てか、絶対!大人の言うこと聴けよ!お前らだけで余計な事しようと思うなよマジで!』
←兄は弟の不運づくしを心配中(解らなくはない(^^;)

その兄の真剣顔に数ヶ月前の事故を思いだしたようで、ひきつりながら頷く弟←奴はこれ以降ジェットコースターに乗れなくなってしまうのです(^^;

するとその兄をかわきりに、姉と私が…マジ顔で弟を椅子に座らせると一言…

姉→『山での綺麗な色のキノコは絶対取っちゃダメ!てか、山登りだけしにいけ!土産(キノコ)要らないからね!』
←姉は余計な事しないか心配中(解らなくはない(^^;)

私→『山でもし採っても、家に持ち帰るんだよ?間違っても知らないものを私達が居ない所で、食べないこと!』
←私は食いしん坊の弟が得体の知れないキノコを食べないか心配中(^^;

姉達の凄みに、つい二ヶ月前の生々しい食中毒を思いだし、ひきつり頷く弟←奴はそれ以来、卵恐怖症となってしまうのです。

父→『もう一度、点滴ずくしにされたくなきゃ姉ちゃん達の言うことを肝に命じろ…』
←父の凄みに頷く私達とひきつる弟(^^;

流石にブルーになる弟をあわれんでか母が…
母→『そんなに言わないの〜それくらいにしな?』
兄、姉、私→『これくらい言わんと伝わらん!』
←頷く父
母→『又色々な検査したくないもんね?』
←ニッコリと有無を言わせぬお言葉にだまる一同
弟→『はい…』
それに、ただただ頷く弟…

と…まあ

このようなやり取りがまさか伏線になろうとは…

そして、山登り当時!
丁度、紅葉シーズンで、最適!ひととうり楽しんで、夕方帰りがてら道の駅で、それはあったそうだ…

『キノコセット』と『キノコの天ぷら』

はい!積みました!!

トイレがてら入ったので、何か買わないとね〜と、思ったそうで、たまたまそれがあったのを見つけた弟…
こう思ったそうです…

『売ってるやつなら大丈夫か〜♪』

うん…
普通はそう思うな…

そんで、その二つを土産に帰宅、丁度部活帰りの私に遭遇…
私→『おかえり〜って、何それ?』
弟→『帰りスーパー(道の駅の事)よって、買ってきた〜まだ食ってないぞ!』
私→『よし!そのまま台所置いて母さん帰ったらみてもらいな〜!』
弟→『うん!』
そして、いいつけどおり、キノコセット
『は』
台所に置いた弟…
天ぷらは食卓の上に置いて、天ぷらの数を数えると、丁度1個余る計算だったそうだ…
んで、一番小さい親指サイズの見た目白いキノコを5時に食べると、何事もなかったかのように、風呂に入りTVを見て、6時に母が帰ると、道の駅で見つけたキノコと天ぷらの話をした。
←因みにこの時点でつまみ食いの話はしてない弟(忘れてたそうだ)

母→『えっ…大丈夫なん?』
弟→『売ってるやつだから大丈夫じゃん?』

等と話してると電話がなり、ワルガキトリオの父から電話…(^^;
どうやら、キノコの中に毒キノコがまじっており、それを食べて、病院おくりになったとの事…
んで、同じキノコを買った弟の中身を知りたいので持ってきて欲しいとの事…

慌てて、母がキノコと天ぷらを持参して行きました。

結果的に言うと…
クサウラベニダケと言う一時間以内で、病状が現れる消化器の中毒で2家族共に全滅だったとの事…
たまたま我が家は夕食が遅くて平気だったそうだが、我が家のキノコセットにも入ってた…
幸い、2家族共に軽症で、すんだのだが…

実は問題はここから…
 保健所が来て、我が家の二点を回収…
天ぷらは明日解るとの事…

『やっぱり売り物でも、天然物は恐いね〜』

なんて言いながら、完璧に天ぷらを食った事を綺麗に忘れてる弟と共に父が遅番で社内で食事をして帰るので、そのまま何事もなく外食して私達は帰って父も帰り、何事もなく過ぎた夜中1時の事…
(因みにその天ぷらを食ってから約7時間経過)

胃の不快感で目覚めた弟

弟→『(何かヤバめ?)』

と、思うのもつかの間
腹痛でトイレへゴー!
からの止めどなくでつづける水便…

弟→『(アハハ…これ、ヤベーやつだ…)』

既にこの先を想定し、半ケツのままわしずかみで持ってきた時計を見ると1時30…
既に30分座り続け、足が寒くなってきた…
と、思った弟の思考を遮る吐き気からの…

バケツ両手に抱えてのマーライオン(^^;

バケツ抱えながらこう思ったそうです…

弟→『(詰んだ…)』

と…

それから、30分ごとの止まらない上と下…
時間を見ると五時になってたそう…
寒気に震えなから、波が落ち着きトイレから脱出したものの、目眩がしてドアノブつかんでへたりこんでると父登場

父→『なした?』

弟→『何かにあたったぽ…けど今落ち着いた。』

父→『…(トイレの様子と顔面蒼白で立つ気力が残ってない息絶え絶えの息子を見て何か考える)』

父『なあ…息子…まさかだとは思うが…昨日のキノコ食ってないよな?』

弟→『(もうろうとしながら頷く)』

父→『(支えながら)天ぷの方も食べとらんか?』

弟→『(へたり込んだまま考える)…天ぷら?…あっ…』
←そして、思い出した弟は白っぽい小さなキノコを食べた話をする。

それを聞いた瞬間、渋い顔をして、その場に弟を残したまま一度寝室に戻ると一枚のキノコ写真を見せると、弟が…

弟→『うん、これ』

と、弟が言うや否や、休みでまだ夢うつつの母(現役看護師)を起こし、説明すると慌てる現役看護師の母と現役内科医の父…

そう…弟が食べたその
『白いキノコ』
こそ、
『殺しの天使』と言う愛称のドクツルタケだったのです…Σ(´□`;)
一本食べただけでも死ぬキノコとしても有名…
しかも、このキノコの特長は
『食べてから発症するまで六時間以上ある』
と、言うもので、基本キノコは箘なので熱じゃ死なない…
食べたら兎に角早めの胃洗浄が必要なのですが、なんせ6時間以上空いた…(^^;
この場合、血液透析が必要で、まさに弟はこの状態だった(^^;

どうなったか?
戸惑う熱が上がった立てない本人(嘔吐と下痢が収まった代わりに熱上昇中)
の目の前で、救急車を呼ぼうとする母

弟→『(救急車+入院=又学校行けないと理解)…イヤじゃ〜!(T-T)』←必死

父→『死にたくなきゃがまんせ!!』

母→『一刻もゆうよがないんよ!』

弟→『(高熱+脱水状態でプチパニック中)イヤじゃ!!』
←と、言うと吐き気再び…父にささえられながらトイレからの黒っぽい物を大量に嘔吐中

母→『救急です!』

弟→『(号泣中)い…や…グフッ…』

父→『(そんな弟をなだめさする)』

そして、ほどなく救急車到着、そのまま父に付き添われ運ばれた弟は、血液検査、胃洗浄の後肝機能と腎機能が悪かったので血液透析したり、二週間点滴のみの絶食になったり、壮絶な体験をすることとなった…(^^;

後で知ったが、そのキノコの天ぷらにも毒キノコが二種類あったそうで、後四本ドクツルタケがあったとの事、一本でこの有り様になった弟…後にこれを知る私達は驚愕したのは言うまでもない…

おかげで、弟は10月〜11月終わりまで、又病院おくりとなった。

こうして、10月に行き始めた学校は12月まで行けなくなるのだか、その12月に又病院に居る事になる…(^^;
のだが、そこは後編に続く…(^^;


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