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| No.1481 投稿者/フィッシュ隊長 | 2010/05/08 |
夏のうどん
| 初めて投稿させていただきます。
これは中学生の夏休みだった頃の話です。
ある日、朝ご飯にうどんがでました。夏なのになぜか温かい煮込みうどんです。
兄と私は食べる気がしなくて鍋の中に入れて後で食べようとしました。
昼になり
兄「昼どうする?なんか買ってくる?」
私「いやこの暑さで外はヤバいよ!倒れる!!」
兄「でも何もないよな?」
私「うどんが鍋にある!」
という事で再度煮込む事になりました。
兄「卵入れると美味さ増すよな!」
私「さすがだわ!じゃあ俺は生を後で落とすわ」
と最初は食べる気がしなかったうどんに食欲が湧いてきました。
私「できた!」
兄「食おう!」
と食べ始めました。
卵の黄身にいい感じでうどんに絡む!
5口目あたりで
えっ?これにブラックペッパー入れた?
冷静になってみるとそんなオシャレな調味料家にはねぇ!
なんだこの黒いのは??
よく見ると朝の猛暑で鍋一杯に湧いたコバエでした!しかも煮えてる!!
あまりの衝撃に兄は言葉を失いながらも鍋とお椀を台所にぶち込んでました。
吐くこともできず体調もなんにもなかったのですが衝撃です。
夏の暑い時に熱々のうどんをクーラーのきいた部屋で食べるのは最高の贅沢ではないか!
と錯覚しかけた自分に苛立ちすら覚えた日でした。
恐るべし夏…。
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