投稿レポート1740
投稿No.1740  投稿者/磁場にゃん  2014/10/26

陶芸の先生のオリジナル汁

5年位前の話です
私は、高校を卒業して母の陶芸家の友人の所に1年間通っていました
先生の家は、私の家からバスを乗り継ぎ1時間半行った山の中にあります
先生は、初老のおばちゃんですごく良い人です
3時には、必ず先生お手製の食事を出してくれるんです。
ただ…
先生は、料理も芸術的なんです
実例を挙げるとしたら、1回、ハムとレタスとバナナのサンドイッチ出された事がありました
これは、味は合わないけど身体には異常ありませんでした。
問題はここからです。。。
あの日も、いつもの様に3時に作業をいったん切り上げました
今日のメニューは、ご飯となんという汁か分からない汁
見た目は、全体的茶色く、豚汁をまずそうにした物
その中には、多分古い野菜も入っていたと思います
味はというと、非常に説明しづらい味です
味の説明は勘弁して下さい
さっきも書きましたが、先生はすごく良い人なのでせっかく出してくれるものを断れるはずも無く、完食しました
作業に戻りそろそろ帰る時間が迫ってきたときでした
ヤツが、そう、ゲリが腹の中でノックを仕掛けてきました
とりあえず、先生にトイレを借りひと通り出してトイレを出た途端に第2波が来たんですが、バスの時間が迫っていたのでトイレに舞い戻る事は出来ず、そのままバス停に行きました。
先生の家は物凄く田舎で、バス亭の近くはコンビニ5km先″の看板あるくらいなので、もちろん、今乗ろうとしているバスを逃したら次は1時間後です
さらに追い打ちをかけるのは、私がバスを乗り換えるバス停まで約40分
冷や汗をかきながらも耐えに耐え忍び、何とか乗り継ぎのバス停までつき、バス停近くにある某大手書店でトイレを借り私の戦いは終わったかに思えました
しかし、しばらくするとドアを子供らしき人がノックする音がするんです
しばらく無視していると今度は、その子供の母親まで急かして来ました
私は、仕方なく渋り腹を抱えトイレから出て次なるトイレを求め書店の前の道路を渡った所にある薬屋まで行き、事なきをえてやっと私の戦いは終わったのでした
それからの私は、食べ物を先生の家に持って行くようになりました

あれから5年.今年は、先生に年賀状を書いてみようと思います…

長文、駄文失礼しました。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました




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