投稿レポート687
投稿No.687  投稿者/一生の不覚  2004/09/22

バジル風味の調味料 … 新しくないが古くない

随分前のことですが、今ほどイタリアンが本格化していなかった頃、茹でたスパゲッティに振りかけるだけでバジル風味のパスタができるという顆粒状の調味料がありました。
蓋付きのプラスティックの容器に入っていて、蓋を開けると穴が空いていて、そこから顆粒が出てくるというものでした。
それを開けて使いだしてから、半年程度だったと思います。
開けて当初はよく使っていたのですが、ちょっと忘れていて、ある日、小腹が空いた私は、残っていたトーストを食べようとして物足りなさを感じ、トースターにパンを置いたまま、その調味料を振りかけました。トースターは私の目線くらいの高さに置いてあったので振りかけたものがあまりよく見えない位置でした。
その後、もうちょっとだけ焼いて、よく見ずに少し囓りました。
「なんだかバジルの風味が褪せてしまってるなぁ〜!
もしかしたら、緑色の乾燥バジルが色褪せてしまってるかも?」と
思って今まさに囓っているパンを何気なしに見ました。
・・・すると??
なんだか入れたはずのない胡麻みたいなものが沢山入ってます。
・・・なんだろう?

パンをくわえたままよく見ると・・・
赤茶色い胡麻のような小さな虫が一杯!!
バジルと混じって様々な姿勢で転がっていました。
虫の名前は知りませんが、たまに台所などで見かける虫で、カナブンを赤茶色にして、2ミリくらいの大きさにしたような形です。

・・・その後、「私は食べてない!私の食べたところには虫はなかった!」
と、何度も言い聞かせました。
その呪文のお陰かお腹も壊さず元気です。
トースターでよく加熱したからかしら・・・(!)

因みに、飼っていた犬は、セミやバッタ、カナブンの幼虫が大好物でした。
特に夏はこれに限るな!という顔をしていつもセミを食べていました。
そのお陰か、17歳まで元気に生きて、先日昇天しました。
カルシウムも取れて夏の栄養補給にバッチリなんでしょうね!
アメリカで17年ゼミが大発生したというニュースを見た時も、アメリカ人は、セミをマッシュポテトに入れたり揚げたり、果ては「早食い競争!」というものまでやってました。
味は「ピーナッツみたいで美味しいよ」とのこと。
虫食は、きっと体には悪くないのでしょうね。
(ただし、加熱しないと怖いですが)

・・・しかし私は二度とごめんです!

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