投稿レポート601
投稿No.601  投稿者/VB-k  2004/05/30

O将 … 作りたてだが・・・

土曜日、私は某古都にて仕事をしていた。
昼時となり、食堂を探すのが面倒なので某O将西O路五○店に入った。
私個人としてはO将が好きではないのだが、否応なしに看板が目に飛び込んで来たのだ。
何かしら怪しいオーラを放っていたかもしれないし、運命だったのかもしれない。

さて、カウンターに座って厨房を覗くと、何人ものスタッフが手際よく作業を進めている。
一見大雑把でテキトーなようだが、日頃の鍛錬で動きが洗練されているのだろう。
目の前の兄ちゃんが野菜炒めかなにかを作り始めた。
肉を鷲掴みにして中華ナベヘ叩き込んだまではよかったが、お玉で水をすくい、鍋の際でお玉の水を手にかけて洗い始めた。
その姿は参拝前によく柄杓で手を清める御手水さながら。
さすがは神社の多い京都、料理人も根っから信心深いのだろう。
兄ちゃんは濡れたまんまの手で、ぶっきらぼうにお玉を掴み、激しく鍋振る。
手に付いた水が鍋の中へドバドバドバ・・・・
何と言う神々しい光景であろうか。
瞬間的に食欲中枢が活動を停止したので、水を飲んでコップを見ると、食い物のカスが。
すっかり精神的食中毒となり、心地よい吐き気に襲われた時、絶妙のタイミングで注文の品が出されてきた。
天津飯とラーメンと餃子である。
前2品にはコショウをこれでもかと言うくらい振りかけた。
気分的な毒消しである。
餃子にタレを付けて食う。
ソースじゃねーかよ!!
動揺した私が間違えたのである。
まあ、タレに付けてもたいしてうまい餃子ではなかったが。
結局ボルテージが低下したまま完食し、態度もツラも悪いドブスねーちゃんにカネを叩き付けて店を出た。

「こんな店の存在なんて忘れてやるぜ!!潰れろ!!」
ゲロは吐かずに捨て台詞を吐いたが、たった3時間後、あの店の存在を便所で嫌と言うほど思い出す羽目となった。
ゲリ慣れしている私でも結構ヘビーな切れの悪い痛みで、夜にはめまいを感じて卒倒。
潰れたのは私の方であった。
これを書いている今もゲリは続いている。
あの店が原因か断言はできないが、あの鍛え抜かれて洗練された不衛生さには脱帽した。

2度と行くもんか!!

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