ある日私は、お腹が空いていたので食パンを焼く事にしました。
それまでは、良かったのですが、そこからが悲劇の始まりでした。
食パンを焼き上げた後私は、マーガリンが無い事に気付きました。
そして何気なく冷蔵庫を物色していると、イチジクジャムが顔を出しました。私は、何気なくそのイチジクジャムに手を出してしまったのでした。そしておもむろに食パンに塗り一口食べました。
「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁ゛──────っ....」
舌に針で刺したような刺激を感じたのでした。
私は、すぐさまトイレに駆け込みました。
トイレから戻りまず食パンの賞味期限を見ました「2004年3月まで良いらしい」次にイチジクジャムの賞味期限を見ました。
「......。」
私は、言葉を失いました。
去年の四月までだったのです。もうここまで来るとコメントのしようがありません。後から見ると確かにカビらしき物体は、繁殖していました。
後遺症は特に無かったのですが腐った物を食べた事で私は、心に深いキズを負ったのでした。