今から十年ほど前の夏、親の知り合いがなぞの黒い貝をお裾分けしてくれたときのことです。
カレーに入れるとうまいと言われ、その超新鮮な貝は晩ご飯のシーフードカレーになった。味はいたって普通のシーフードカレー。当時小学生の私は大好物のカレーということもあり調子に乗って三杯も食べてしまいました。
その一時間くらいあとのこと、尋常じゃない腹痛とめまいと軽い吐き気にみまわれ、ふらつきながらトイレへ。そしてそのまましばらくの間上と下から滝のように大放出。どうやらその黒い貝にあたったようで以後十年たった今でもシーフードカレーはおろか貝すら食べられなくなってしまった・・・ちなみに父親はシーフードカレーが嫌いで母はサークルで家におらず悲劇にあったのは自分と弟の二人だけでした。