ハワイの牡蠣

大学生活最後のハワイ旅行でした。
初めての海外旅行、羽田の国際ターミナルと国内ターミナルを早速間違えて、肝を冷やした私。
「この旅、何かが起こる！」と不吉なことを深夜の羽田空港で叫んでいたのを覚えています。

友人と二人で快晴のワイキキに到着した後、早速何か美味いものを食べようとレストランに入りました。

店内は清潔でお洒落で、何も考えずに生牡蠣を注文。
普通海外で生ものに手を出す馬鹿はいませんが、ハワイなら大丈夫だと思ったのでしょう。

その日の夜に簡単な夕食をとった後、ホテルでくつろいでいたら、
なんか胃がむかむか……そしてトイレへ直行（＾▽＾）

「牡蠣、たぶん牡蠣（涙）」と主張する私をやさしく看病してくれた友人も、翌日夜に発症。

一日早く食中毒のキャリアを身につけた私は、もう回復に向かっていた為、「水飲めば治る」と断言しました。

しかしハワイだと病人食に大変苦労しました。
旅行代理店に電話して、行きつけの日本食料理屋を紹介して貰いました。
ハワイで食べた梅粥や、卵うどんの味……忘れられません。

お店の板前さんに「実は牡蠣で当たってしまって」と言ったときに、
説明が不十分のために「うちの牡蠣でですか？！！」と青ざめさせてしまったことを申し訳なく思っています。

せっかくのハワイ旅行がとほほだったのですが、女二人は執念で二日で治しショッピングなどに繰り出しました。

あれからは加熱した牡蠣しか食べておりません。