夏休みに調味料やらお菓子やらを放り込んでいる棚を掃除しようと考えた。
気温が38度くらいの中でガサゴソ漁っているとこの世のものとは思えないなすびが出てきた。
でもそれは原形を留めていなく、黒くてトロミのある腐った液体のゆりかごの中で温められていた。
匂いでさえ臭すぎるのに、その液体の中では何千、何万ものコバエ達が「いつか外にでてやるぞ〜♪」と言わんばかりに羽をバタつかせている。
幸いだったのが、なすびは袋に入っていた…つまり未開封だったので、空気穴以外からは虫は出てきていなかったということ。
しかも、よって安全に処理できた。
その隣には真っ黒の皮を通り越して、黒い液体化しかけているバナナ!!最悪なのは、なすびとは違って袋の中に入っていない。
だから、動かしただけで腐った魔の液体は周辺にぶちまけられてしまうのだった。
なすびとバナナを放置するとあんなに恐ろしいものになるとは思いませんでした。
バナナは早く食べて、なすびは冷蔵庫に入れるべきでした。