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恋のコロッケパン 最終章/投稿者:千本松


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TOP>レポート別>投稿レポート1609


 No.1609  投稿者/千本松   2011/09/06

  恋のコロッケパン 最終章

   
序章からお読み下さい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
五十嵐はバスの中
 
 
 
財布を見ると
 
 
「322円・・・?」
 
 
 
 
とわ言ったものの実は彼はもう都路のすぐ側でバスに乗っていたのだ
 
 
 
 
「次は〜岩井沢小学校前〜」 
 
 
 
 
ポーーン
 
 
 
 
 
停車ボタンを押す
 
 
 

 
 
バス賃は210円
 
 
 
 
残金は110円
 
缶コーヒーすら買えない
 
 
 
 
そして
 
 
 
 
「さて どうしよう 来たのはいいけど・・・電話してみようかな・・・」
 
 
 
 
プルルルルルルル
 
 
 
 
「出ない・・・」
 
 
 
 
 
「参ったなぁ・・・」
 
 
 
 
「どこに居るんだよ・・・ゆか・・・」
 
 
 
 
翌日話を聞いてて 家じゃね?って思った
 
 
 
 
 
郡山のように娯楽施設も無ければ人もまず居ない山の中の無機質な場所
 
 
 
いくら歩いてもいくら金があろうが何も無い
 
 
それが都路村
 
 
 
そんな無の地での孤独に彼は涙を流した
 
 
 
 
 
そうして小学校の前で座り込み
 
 
待つ事4時間
 
 
 
すでに時刻は23時
 
 
 
 
彼の電話に一本の電話が来る
 
 

 
 
 
 
 
ゆか
 
 
 
 
 
 
「・・・もしもし」
 
 
 
「あっもしもし 良太どうしたの?」
 
 
 
「・・・今都路にいるんだ」
 
 
 
 
「えっ!なんで!!?」
 
 
 
 
「いや・・・ゆかがもう疲れたって言ってからメールが返ってこないから・・・   俺から離れてっちゃう気がして・・・」
 
 
 
「えっ・・・!?違うよ!バイトの話だよ!」
 
 
 
 
「えっ」
 
 
 
 
「電話くれた時もバイト中だったんだよ! 今終わったんだよ」
 
 
 
 
「そ・・・そうなの? とりあえず今から会えないかな・・・?ダメかな・・・?」
 
 
 
 
「今都路のどこらへんにいるの?カイの家?」
 
 
 
 
「うぅん・・・小学校の前」
 
 
 
 
「古小?」
 
 
 
「岩井沢の小学校」
 
 
 
 
「え!? いつからいたの!!?」
 
 
 
「7時前・・・」
 
 
 
 
「うそ・・・今すぐ行くね・・・」 
 
 
 
 
「うん・・・待ってる」
 
 
 
 
プツッ
 
 
 
 
 
 
 
三分後
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「亮太!」
 
 
 
 
 
 
 
 
「あぁ・・・」
 
 
 
 
 
「ゆか・・・」
 
 
 
 
 
 
 
BGM UVERworld/クオリア
 
 
 
 
 
 
 
「・・・やっと見付けた・・・」
 
 
 
 
「ゴメンね・・・誤解させるような事して・・・」
 
 
 
 
 
「うぅん 俺もこんなとこまできて迷惑かけてゴメン」
 
 
 
「冬の気温で4時間も居たんでしょ・・・?大丈夫?」
 
 
 
「うん・・・なんかゆかに嫌われてないってわかったらスゲェあったかくなったよ」
 
 
 
「わかる前とかやばかったんじゃん・・・ 絶対風邪引いちゃうよ・・・」
 
 
 
 
 
 
「あぁ・・・ゆか」
 
 
 
 
五十嵐は強く抱きしめたそうな
 
 
 
 
「亮太・・・」
 
 
 
 
 
「俺初めて人を好きになったよ マジで・・・」
 
 
 
「うん あたしも好き」
 
 
 
 
「うん 安心した」
 
 
 
 
「それでこれからどうする? うちは親が居るから男の人泊められないんだ・・・ゴメン」
 
 
 
 
「うん 歩って帰るよ」
 
 
 
「無理だよ・・・寒いしホントに死んじゃうよ・・・」
 
 
 
「でも野宿しても同じだよ、なら歩った方がプラスになるよ」
 
 
 
「えぇっ・・・ んじゃちょっと待って」
 
 
 
「えっ」
 
 
 
 
 
カパ
 
 
 
 
 
「これで郡山までタクシーで帰りなよ」
 
 
 
 
「えっ 五千円?いや悪いよ・・・俺が勝手に来たのに・・・」
 
 
 
 
「うーん・・・それなら貸しとくって事にしよ?」
 
 
 
「あっ うんそれなら」
 
 
 
 
「それじゃタクシー呼んだから気をつけて帰ってね」
 
 
 
 
 
「・・・ゆか」
 
 
 
 
 
こうして五十嵐はタクシーの到着と共に都路村を後にした
 
 
 
 
 
 
そこで彼は気付いた
 
 
 
 
 
 
 
「そういや五千円じゃ郡山帰れねぇ・・・」
 
 
 
 
 
彼は全ての山を越えて気が抜けていたのだろい
 
 
 
そんな簡単な事も気が付かなかったのだ
 
 
 
 
 
「運転手さん」
 
 
 
「はい」
 
 
 
「ここから1番近い駅ってどこですか?」
 
 
 
 
「磐城常葉駅ですね」
 
 
 
そう 船引駅より近くに磐城常葉駅という駅が都路村の最寄り駅なのだ
 
 
 
なぜ五十嵐を船引駅に降ろしたかというと船引駅にしかバスがないからである
 
 
 
 
「五千円でそこまで行けますか・・・?」
 
 
 
「まぁなんとか行けると思いますよ しかしこんな時間に学生服で都路村居るなんて珍しいですねお客さん」
 
 
 
 
「いやまぁ色々あって」
 
 
 
 
「ちなみに駅言っても電車は10時頃で終わってますけど大丈夫ですか?」
 
 
 
「あっはい 始発まで駅で寝るんで」
 
 
 
 
20分後
 
 
 
 
「まだ駅じゃないけど一応この先3分位真っすぐ行くと磐城常葉駅なんで」
 
 
 
 
五千円で駅近辺には来れたようだ
 
 
 
 
「それじゃ気をつけてね」
 
 
 
「はい ありがとうございます」
 
 
 
 
 
 
「街灯がねぇ・・・」
 
 
 
 
常葉と大越の間は携帯の電波が無い状態で事故ったりしたら朝まで動いてはいけないと言われる程の無光地帯なのだ
 
 
だが彼はケータイのライトを頼りになんとか駅に到達 
 
 
 
 
 
そこのタイミングで
 
 
 
 
プルルルルルル(着信音は不明)
 
 
 
「もしもし」
 
 
 
「ぉいゴリ 生きてるか?」
 
 
 
「あぁかいさん 全てが上手くいきました」
 
 
 
「今船引の先輩に無理言って迎え来てもらって船引にいんだけどお前今どこにいんだ?」
 
 
 
「磐城常葉って駅にいる」
 
 
 
「やっぱか さとゆの親厳しいから泊まる事はないと思って迎え来てやったぞ」
 
 
 
「かいさん あんたって人は・・・」
 
 
 
こうして 五十嵐と合流
 
 
 
 
そこで
 
 
 
 
 
「俺明日っつーか今日仕事だから郡山まで送ってくのは無理だぞ?」
 
 
 
 
 
おっつ
 
 
 
 
まさかのプランミス
 
 
 
 
これだから社会人は
 
 
 
 
仕方ないのでゴリラと磐城常葉の駅で野宿してやる事に
 
 
 

 
 
俺は磐城常葉の駅小屋が鍵が閉まっていない事を知っていたので寒さを凌ぐ為に中へ
 
 
 
 
「ふぅ」
 
 
 
 
「よぉゴリ どうなったか聞かせろよ」
 
 
 
「あっうん えーとね」
 
 
 
 
 
なんとまぁ身体が痒くなるようなクサイやり取りをしてたんだこいつらは と思ったが彼は実際の状況を必死に二役演技で説明するからあえてなんも言わんかった
 
 
 
 
程無くして8分後頃
 
 
 
 
ブゥゥゥ ブゥゥゥ ブゥゥゥ
 
 
 
 
「おい 電話鳴ってんぞ」
 
 
 
 
「あっ大丈夫メールだから」 
 
 
 
「あそう」
 
 
 
「おっっっっ!! ゆかだ!!!!!!」
 
 
 
「うるせぇ・・・ ノロケはもう勘弁してくれ・・・」
 
 
 
 
「心配してんのかなぁ〜 かいさん一緒に見ようぜ」
 
 
 
「あーはいはい・・・どれ」
 
 
 
 
ポチ
 
 
 
 
 
今日はホント心配させちゃってゴメンね
 
わざわざそんな事で来てくれてありがとう
ホント大好きだよ
 
 
 
 
 
ごめんね さようなら
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「・・・・・・」
 
 
 
 
「こ・・・これは・・・」
 
 
 
 
「・・・・・・・・・・・・」
 
 
 
 
「い、五十嵐さん・・・?」
 
 
 
「・・・・・・・・・・・・」
 
 
 
 
あぁ 五十嵐がギターが弾けなくなった松本のようになってしまった
 
 
 
 

 
人とはこんなに無の表情が出来るのだろうか
 
 
本当の無表情を見た気がする
 
 
 
 
「・・・サン」
 
 
 
 
「な、なんだ五十嵐」
 
 
 
「カイサン・・・」
 
 
 
「お、ぉう なんだ」
 
 
 
 
「コンナニツライナラコイナンテ・・・アイナンテイラナイデス・・・」
 
 
 
 
どっかで聞いたようなセリフだが五十嵐がなんとか会話能力を取り戻した
 
 
 
次の瞬間だった
 
 
 
 
 
「あ"あ"ぁあ"ぁぁあ"ぁあぁ"ぁぁぁあ"ぁ!!!!!!!!!」 
 
 
 
 
ひぇー怖いーー
 
 
 
五十嵐がバグってしまった
 
 
 
 
ひとしきり五十嵐が絶叫してバグった後システムダウンまで大体15分
 
 
 
 
「大丈夫すか五十嵐さん」
 
 
 
「かいさん・・・俺もうダメだ・・・死ぬ」
 
 
 
その時だ
 
 
 
ガサッッ
 
 
 
 
五十嵐の座ってた木のベンチの下に何かがあるようだ 
 
 
「お前カカトになんか当たんなかったか?」
 
 
 
 
「えっ・・・なんだろ」
 
 
 
 
 
「何それ」
 
 
 
 
「コロッケパン・・・?」
 
 
 
「うわぁやばそうだな・・・」
 
 
 
 
「かいさん・・・」
 
 
 
「な、なに」
 
 
 
「俺昼からなんも食って無いんすよねぇ・・・」
 
 
 
 
「おい賞味期限はどうなってんだよ」
 
 
 
「わかんない・・・真っ暗だし月明かりだと確認しずらい・・・」
 
 
 
「やめとけ 流石に無理がある」
 
 
 
「なんか・・・これ食ったらゆかが戻って来てくれる気がするんすよ・・・」
 
 
 
「それはコロッケパンの形をした死神だ よせ」
 
 
 
とは言いつつ見た感じ大丈夫そうって思えなくもない 
 
 
なんかいつしかそんな気がしてた
 
 
 
「あー・・・んじゃわかった 半分づつ食おう」
 
 
「流石かいさん・・・付き合ってくれるんすね・・・」
 
 
 
 
開封
 
 
 
 
ムシリ
 
 
 
「んじゃ五十嵐の復縁を願って乾パン」
 
 
「乾パン」
 
 
 
 
パクッッ
 
 
 
ムシャシャ
 
 
 
 
「おっ 普通に食えるじゃ・・・・・・」
 
 
 
 
「・・・・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ぐぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
 
 
 
 
何 このコロッケパンには有り得ないシャキプチ感
 
 
同時に広がる未知の不快な苦み
 
 
 
月明かりにそれを照らしてみる
 
 
 
なんと・・・
 
 
 
コロッケパンの内部にカビと思われるピカソ模様
 
 
及び ヒョウタンゴミムシと思われる小さな甲殻昆虫が埋まってる
 
 
袋を見てみると 開封した口の反対側が開いていた
 
 
 
山の駅だからこそのこの状態
 
 
 
「おい・・・いがらし・・・」
 
 
 
 
ムシャムシャムシャムシャムシャムシャ
 
 
 
 
「何進んでんだぁぁああ!!!!やめろぉぉぉ!!!!」
 
 
 
 
「これ・・・食わないとゆかが・・・・・・ゆかが・・・」
 
 
 
 
もうダメだ 完全に壊れた 
 
 
 
俺はそんなバグゴリラより口の中の耐え難い不快な苦味を拭い去るために水道を探した
 
 
だが
 
 
そんなもの無い
 
 
 
仕方がないので少し走りたんぼの畔を流れる清流で口をゆすいだ
 
 
寒くて死ぬかと思った
 
 
小屋へ戻ると
 
 
 
ゲロにまみれ痙攣していてる五十嵐を発見
 
 
 
どうしようもないので救急車をコール
 
 
 
即刻搬送
 
 
 
 
胃洗浄をしたらしい
 
 
 
 
後日談
 
 
 
 
俺は一口で吐き出したので建物に無断侵入で謹慎で済んだ
 
 
 
五十嵐は
 
 
強力なバクテリアを含んだカビと虫を食った為点滴しながら一週間入院した
 
 
 
この壮大な話から俺は恋とは本当に人を狂わせるのだと言う事を学んだ
 
 
またお会いしましょう

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