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 | No.1532 投稿者／ネメシス | 2010/10/25 |
オロナミンＣ
| | 今日買い物してて突然昔の事をふと思い出したので忘れない内に書きました。３度目の投稿になりますネメシスです。
私が小学校に通っていた頃の話です。
その当時は住宅に住んでいて沢山の家が連なって並んでました。同じ敷地内の隅の方には防火用の用水があります。用水は縦横５ｍぐらいの深さはそれ以上のもので子供が入ると危ない為金網が張ってありました。
その用水の中を覗いても水は濁っていて全く奥が分かりません。ただ物凄い数と大きさの水草が生えており、時期になれば蛙の卵もビッシリです!!ボウフラや色々な虫がいました。
ある日の下校時、同じ住宅に住む悪ガキ含めた男子数人が用水で何かやってます。私と一緒にいた友達で何だろう？と近付いていきます。
何とその数人の中でも特に意地の悪い奴が自分の尿を空のオロナミンＣの瓶に入れていたのです!!それだけではなく用水の水もブレンドしてました。
（ウワァ〜）と思いながらその男子に「何やってんの〜？それどうすんの？」と聞いたら「〇〇に飲ませようかな〜」とニヤついてました。その〇〇とは同じ住宅に住む貧乏家族の娘さんです。
普通と比べると結構変わった一家で皆からは距離を置かれてました。
暫くすると例の女の子がやって来ました。悪ガキがニコニコしながら「なぁ〇〇、オロナミンＣあるんだけどさ〜飲まない？」何も知らない女の子は嬉しそうに受け取ると全部飲んでしまいました!
「あれ〜なんか変な味〜」それを見ていた悪ガキ「うわぁ〜こいつ全部飲みやがった!」と笑いながら逃げていき取り残された女の子はキョトンとしてます。私達も終始何も言えず静かに見守る事しか出来ませんでした。
女の子には本当の事は言ってません。適当にその場を後にしたのでそれからどうなったかも知りません。
子供って発想が豊かなだけに時として残酷なものですね。
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