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 | No.1117 投稿者／haru | 2007/01/14 |
鶏卵 … 購入後、２〜３週間（実はよく分からない）
| | 15年前のこと。
まだ結婚したてで食の知識も乏しい新妻だった私。
卵は長持ちする食品だと勝手に思い込んでいたので、
冷蔵庫に買って２〜３週間経った日付の卵があったので、
「捨てるのは勿体無い。」と
コップに生のまま、醤油をたらしてロッキーのごとく飲み込んだ。
たった１個だったのだが、半日くらい経ってから
吐きまくり、下りまくり。トイレに立てこもり状態。
それが一段落したと思ったら、こめかみが痒い。
・・・蕁麻疹だった。
みるみる内に広がる蕁麻疹。顔はもちろん、腹にも
それは見事な地図ができた。笑い事ではなくなってきたのは
指先や頭の中まで及んだ頃。痒くて痒くて死にそうだった。
痒みが痛みより辛いと知ったのはあの時。
既に深夜、蕁麻疹ごときで救急車を呼ぶのは恥ずかしいので、
朝がくるまでひたすら耐えることにした。気を紛らわすために
何をしたかと言うと、夫のMacに入っていたテトリスを、６時間に
渡って狂ったようにやり続けたのだ。
翌朝病院に行ったら、通院４ヶ月と言われた。卵ひとつケチった
ために、バカを見た。賞味期限には意味があったのだ。
子どもを生んだ今でも、お産よりあの蕁麻疹の痒みの方が辛かった
と、自信をもって言える。
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