『爆痛みか物語』
第43爆章

抗生剤再びっ
激痛レベル
★★☆☆☆

次はアルコールじゃなく、違う物で消毒。
違う物ってのが何だかは、みかもわからんちん。
そして…
うおっ〜
再びっ…
それも、抗生剤と生理食塩水の2つなわけだ。
もしも、これで抗生剤が合わなかったら、
違う抗生剤をテストするのよね………
そう思うとちびまる子ちゃんが
タラっ〜
と一汗かいてる絵がみかの心境だった。
15分経過〜
反応はっ!
注射針が射される→肌に刺激を感じる→赤く腫れる=みかの体質。
この反応を見るには、やっかいな体なのだ。
看護婦さんも、一人では判断できないらしく、他の看護婦さんを呼んできた。
それでも判断に困ってる様子。
あの〜
私、例えば忘れないようにボールペンで手に書くと、
そこが腫れてインク消えても字が読めるんだけど…
「そうなんだぁ〜」
「じゃぁ、平気かもね〜」
「抗生剤入れて、かゆくなったり、気分悪くなったら、すぐ呼んでね!」
そして、
いちかばちかの抗生剤を点滴のジョイントに繋げた。
結局、何て事なく無事に抗生剤は投与されていった。
安全の為とは言え、
うおっ〜
は1回にして欲しかった…

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