『爆痛みか物語』
第42爆章

抗生剤
激痛レベル
★★☆☆☆

きむりんの指示で抗生剤の点滴をする事になった。
稀にアレルギー反応が起きるため、皮下に注射をしテストをする。
左手は点滴で塞がれているので、右手の腕の内側にした。
ツベルクリン反応を見るようなものだ。
2ケ所に、片方は抗生剤と、もう片方は生理食塩水を注射。
それで、抗生剤を打った方が赤く大きく腫れれば、
その抗生剤は使用不可となる。
合わないという事らしい。
一瞬ではあるが、これは痛い注射の仲間だ!
まっ、
痛くない注射なんかないんだけど、針を射した時より、
液が皮脂に入ってくる時が〜

うおっ〜

ほんのわずかな時間だけど痛いのだ。
「反応を15分後に見に来ますね。」
看護婦さんが15分後見に来たが…
みかはアレルギー体質である。
プラス皮膚が弱く、新陳代謝も悪いのか、
アルコールで消毒して皮膚に摩擦が加わった部分が赤くなっている。
「うわぁ〜アルコール駄目だな〜」
「お酒弱い人?」
酒好き!
顔は赤くなるけど〜
そんなに弱くはないと思うよ。


「ごめん!もう1回やらせて!」

マジすか?


うおっ〜再びっのみかであった…

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