激痛ヘルニア物語
第169話
情けない事件 完結
(激痛度レベルなし)
まずは、カーテンを閉めます。
これは、以前お話したので分かりますよね。
周りに見られるのは、恥ずかしいからです。
尿瓶をとりだし、さて用を足そうとしたのですが、そこには尿が入っています。
尿が入っているので、何だか尿瓶の向きがよろしくないと感じたはっし〜は
尿瓶の向きをちょっと変えようとしたのです。
尿瓶にはとってのようなものが付いて、そこを持ち用を足すのですが
中には尿が入っていたので普段とは勝手が違い、かなりおそるおそる尿瓶を
持っていたのです。
かなり自分では、気を付けたつもりだったんです。
でも尿瓶の方向を変えたその時の、その向きが悪かった。
かなり悪かった。
そいつが原因だった。
向きを変えなきゃ良かった。
やっぱり中身を捨てればよかった。
何故か、尿瓶の方向を間違って下に向けてしまったのです。
下に向けたら、そりゃ、こぼれます。
思いっきり
こぼれます。
尿はこぼれ落ちていきました。
慌てて、尿瓶の向きを戻すも、はっし〜はかなり焦っていたのでしょう
やべ!!
と
勢いよく今度は上に向けて、それをまたもと平行状態ににしてしまったのです。
それが、さらに悲劇を招いたのです。
平行状態であっても、中の水は勢いよく飛び出しました。
そして、冷静さを失いました。
あぁぁ、どうしよう・・・・
情けねぇぇぇぇ・・・・・と
そして、話は166話に戻ります。
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