激痛ヘルニア物語
第168話

情けない事件 その3
(激痛度レベルなし)

さて、何故こんな状況なってしまったのでしょう?
説明をしましょう!!
お小水をする時は、寝ている訳ですから尿瓶を使います。
まぁ、当然ですね。
さて、ここで問題があります。
おしっこをしたくなって、尿瓶に尿を溜めたとしましょう。
普段なら、尿瓶に尿を溜めた時はナースコールで看護婦さんを呼びます。
そして尿瓶に溜まった尿を捨てて新鮮な状態にしてもらいます。
しかし、稀に看護婦さんを呼ぶのが面倒な時があるんです。


これが、悲劇の序章だったのです。



事件の直前に時間を戻しましょう。
おしっこをした、はっし〜は看護婦さんが忙しそうだな〜と感じ取り
尿瓶にも、あまり尿が溜まっていなかった為か
まぁいいやと言うことで、そのままにしていたのです。
尿瓶に尿を溜めたままにしていたのです。
そして、数時間が過ぎた時、尿意がやってきたのです。
この時、そう言えば尿瓶に尿が溜まったままだな〜と思ったのですが
ここで看護婦さんを呼んで、尿瓶の尿を捨ててもらって
また、すぐに尿を溜めて、また看護婦さんを呼ぶのは面倒と考えてしまったのです。


これが、悲劇の幕開けだったのです。

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