激痛ヘルニア物語
第132話

バルーン除去後 我慢
(激痛度レベルB)

我慢をして
そ〜〜〜〜と、おしっこをして見るも
やはり、激痛が伴う。
やばいな〜
マジで、やばいな〜
ホントに、やばく無いか??
でも、苦労して抜いたバルーンを再度挿入なんて・・・

いやじゃ、いやじゃ


絶対に い や !!


起きたままでの、バルーンなんて、考えられない。
想像するだけで、身震いをしてしまう。
想像して下さい、管を入れるんですよ。
いやに、決まっています。
そして
意を決して、我慢をしてみる事にした。
顔をゆがめながらも、おしっこは終了した。
おしっこをするときは、ベットの周りにあるカーテンを
閉める為、その苦痛の表情を看護婦に見られる事は無い。
これが、救いでした。
この表情を見られたら、最後
バルーン挿入が待っていた可能性があった為である。
でも、時間がたてば、また尿意がやってくる。
こればかりは、もう誰にも止められない。
そう、もう止まらない・・・・・

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