激痛ヘルニア物語
第130話

バルーン ズリュ
(激痛度レベルC-)

ズリュ


と。
一気に管が抜かれた。
う、うぉ、うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・
体がのけぞる様に、下っ腹に妙な感覚が走った。
時間にして数秒のはずだが、長く感じる。
まるで、無理矢理
何かを下っ腹から引きずり出している様な感覚がする。
気持が悪い。
抜くときの痛みはあまりなかった、しかし、なんだこの気持ち悪さは、
もうこんな経験はしたく無いと思った。
ホントに・・・
そして、抜いたあと、○○○が少しヒリヒリしているが
まぁこんなものだろう。
その後、○○○の先端に薬を塗り、管の除去が無事終わった。
これで
管の違和感がなくなるだろう。
残尿感にも苦しめられる事は無くなるだろう。
ふんばった事で走る、痛みに耐える事も無くなるだろう。
これで、全てが終わったと、この時は、そう思っていました。
しかし、数時間後、別の激痛が始まったのです。







痛てーーーーーー!!!!

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