激痛ヘルニア物語
第129話

バルーン 丸見え
(はずかしい度レベルA)

やって来たのは、期待を裏切らず看護婦だけだった。
せ、先生こないの?
尿道の管を抜くのである。
当然、○○○丸見えである。
マジで、恥ずかしいが、どうする事も出来ない。
下半身まる出しの状態で準備が進められた。
下半身がス-ス-する。



パチン


パチン



と、何か音がした。
何かを切っている様な音だが、こちらからは
見えない為、どうなっているのか、何をやっているのか良く分からない。
聞こえるのは、音だけで、暗闇の中に響いていた。
「はっし〜さん、抜きますよ」
どうやら、抜く準備が出来たようだ。
初めての体験の為、どんな感覚は分からない。
覚悟を決めた。

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