ドンタコス通信
ドンタコス通信


さあ、みなさま、お元気ですか。最近めっきりさぼり癖がついているドンタ
コス通信の時間です。
2000年の第一回目なのですが、面倒臭い挨拶なんて抜きにしてさっさと
開始します。


年賀状コンテスト
毎年交霊の、だから違う恒例だ!新年早々に霊を呼び出して、どないすんね
ん!!
気をとり直して、もう一度。
毎年恒例のN村屋敷に届いた年賀状からN村の独断と偏見で、その年、一番
の年賀状を選ぶ年賀状コンテストです。
今年の応募総数はなんと18枚。近年稀に見るというか、今まで一番多いの
ではないかと思います。
まずは、18枚の大雑把な内訳ですが、会社関係が6枚、工芸部の活動中に
知り合った作家が5枚、その他友人が7枚となっております。
なかなか笑わしてくれたのが、N村の宛名に本当にN村と書いてあったもの
が1枚、そして、ドンタコスと書いてあったのが1枚あったことです。そう
いう事をするのは結構勇気がいるのですが、それ以上にN村をからかって楽
しみたいという欲求があったのでしょう。
では審査結果の発表です。残念ながら、今回はN村がこいつは最高だ!とい
うのはありませんでした。仕方がないので、結構良かった3名を発表します。
まずはうらら菌さんです。本人が作った作品かどうか分からんのが、ひっか
かりますが、独創性ではピカイチでした。
CG作品で、門松が地球をバックに宇宙を飛んでいて、地球の陰からは太陽
が姿を現わしているというハチャメチャな絵です。
二人目はタケ。多くのドンタコス通信の読者が知らぬN村の過去を知ってい
る人間です。これまたCGで描いてありまして、いかにも龍といった龍が無
難に描いてあります。背景には富嶽三十六景に出てくるような波がデザイン
化されています。
おしいのはバックの青が濃すぎてメインの龍が目立たなくなっている事です。
あとは個人的な意見ですが、龍が手前から奥へと、強引な遠近法を使いなが
ら描いてあれば迫力が出ると思います。
最後の三人目はN村の地球上での仮の兄貴です。絵はペンとカラーインクで
描いてあります。絵は華奢な西洋風の剣士が地面に置いてある大きな剣を歯
を食いしばって必死に持ち上げようとするのですが持ちあがらりません。剣
士の足元に体長50センチくらいの小さいドラゴンがいて、これまた小さな
火を剣士に向かって吐いていいます。これが、兄貴でなければ大賞に選んで
いたところですが、身内には厳しいN村の審査のために大賞には選ばれませ
んでした。


年賀状
はて、人の年賀状を見てから改めて自分の年賀状を見ていると、思いっきり
趣味に走った絵になっている事に気がついた。なんだか、全然年賀状らしく
ない絵になっているな。まず、絵が龍ではなく竜、しかも恐竜である。さら
に恐竜が主役ではなくて脇役なのだ。
はて、この年賀状らしくない年賀状をスキャナーで取り込もうと思ったので
すが、N村の持っているチープなスキャナーではN村自慢の淡い色が死んで
しまいます。
そこで、誰か水彩画のような色使いの絵でも、上手く取り込めるスキャナー
を知りませんか?条件はWindowsで動作する事と、接続方式がSCS
Iまたはパラレルである事です。情報求む。


カレー
某F原氏からレトルトカレーを頂戴しました。その名もイノシシカレーと高
麗人参入り薬膳カレーです。なんとも、N村の好奇心を刺激する名前ではな
いですか。
最近貰う食品といえば、なぜか、賞味期限切れのものばかり。どっかの誰か
がN村は珍しい食べ物が好きというのを勘違いして、いや、それとも故意か
は知らないが、賞味期限の切れた食品をこれでもかとばかりに渡してくれた
のです。そのおかげで、N村は賞味期限の切れた食品が好きだという誤った
認識が世間に広まってしまったようです。
しかし、某F原氏は違いました。N村が嬉しくて笑い死にするような面白い
ものを持ってきてくれたのです。さすがはN村が後継者に選んだだけのこと
はあります。
では早速薬膳カレーを食べてみましょう。この薬膳カレーを某F原氏が購入
する時に店員から「おいしくないけど、身体にいいからね。」と言われまし
た。その時心の中で「食べるのは俺じゃないけん。」と思ったそうです。
カレーは普通のレトルトパックなのでお湯で温めてあげます。十分に温めた
ところで、お皿にご飯と問題の薬膳カレーを盛りつけます。どうやらカレー
に水分が足りないようでボタッとした感じになっています。それ以外は見た
目は普通のカレーです。
そして緊張の一口目、店員が言う通りにおいしくないのか、それとも味覚の
境地に達するような味なのか。口にしてみましたが、マズイというような味
ではありませんでした。しかし、その味と食感はカレーを食べているように
は感じられませんでした。水分が足りないのは事実ですが、それ以外の何か
別の要素があるようです。この感覚はいったいなんなんだ。そう疑問に思い
ながらもカレーをどんどん口に運んでいきました。
そして、分かりました。これはカレーではなくて味噌なんだ。カレーという
思いこみがあったので分からなかったのですが、こいつは味噌だ。
でも、それに気付いたのがいけなかった。カレーだと思えばただのおいしく
ないカレーと思いながら食べる事ができたのですが、味噌だと思うと、とん
でもなく間違った食べ物を口にしているという気がしてきたのです。
うーん、まだ半分以上残っているぞ。しかも、このカレー食べる時にご飯を
多めに消費しないと、食べにくいたっらありゃしない。このままのペースで
食べつづけると、ご飯が足りなくなってしまう。仕方ない、我慢してご飯の
消費量を減らすか。
結局どうにか、完食しました。今回はちょっと予想外の展開になってしまい
ましたが、なかなか珍しいものが食べれたので良しとします。


いやー、久々のドンタコス通信もこれで終了です。
いつの間にかドンタコス通信も3年目に突入してしまいました。そろそろ、
引退してドンタコス通信も後継者の某F原氏に譲るかな。


ドンタコス通信991228号
ドンタコス通信000123号
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