ドンタコス通信
ドンタコス通信


Hey、Everybody Let’s ドンタコス Time。
はい、どーもお待たせしました。ドンタコス通信の時間だよ、寒い冬はコ
タツに入ってドンタコスを堪能する。これが正しい日本の冬の過ごし方だ。
じゃあ今日もいくぜ。


かれこれ、1週間ほとんど毎日、晩御飯は鍋のN村です。
ある日、ご飯が炊きあがるまでの間、鍋を火にかけて弱火でじっくりと煮
込みながらちょっと離れたところで本を読んでいました。すっかり本の虜
になっていた時、鍋の方向からボンッという何か分厚いものが裂けたか割
れたような音が鳴ったのです。
うげっ、まさか俺の大事な土鍋ちゃんが割れたのでは、と思って鍋の方を
見ると土鍋ちゃんは元気にしていました。音の原因が分からないので、お
そらく家の外で鳴ったのだろうと自分自身を納得させて、読書を再開させ
ました。
数ページ進んだところで、ふとさっきの音の原因がひらめきました。本を
置いて再び土鍋に向かい、蓋を取り上げました。そこには予想通り、破裂
したゆで卵の残骸が浮かんでいました。せっかく、2日も煮込んで今日で
3日目だったのに・・・。そのまま煮込んでも仕方ないので先に卵だけ供
養してやりました。
はて、この鍋にシャケとタラが入っていたのですが、すっかり色が付いて
一見どっちの魚なのか分からなくなってしまった。しかし、そこまで煮込
んだ魚、特にシャケは味と水分が抜けてしまって、あんまりおいしくなかっ
たりする。


小田急相模原怪しげ図鑑 PART10「シンデレラ少女」
最近、好調な小田相模怪図鑑です。最初に断っておきますがこれも、実話
です。今回はちょっぴりかわいそうなお話なのでハンカチの準備をして読
め!!
N村はいつものように家を出て、いつものように小田急相模原駅で電車を
待っていました。数分するとホームに電車が入ってきてドアが開き、N村
も前の人に続いて電車に乗り込んでいきました。電車に足を入れて2歩ぐ
らい進んだところで、目の前の女性がいきなり振り向いて、蚊の泣くよう
な小さな声で「すいません」と言ったのです。どうやら、電車から降りよ
うとしているようなので、N村は脇によけて通してやりました。しかし、
後から後から人が乗り込んでくるのに阻まれて、その女性は入り口付近で
往生したまま電車から出ることができませんでした。人波にもまれながら、
女性は「すいません」を何度か繰り返していて、N村はなんか大事のもの
でも忘れたのかなと思っていました。それはN村の想像をはるかに超えた
忘れ物でした。「クツがぬげちゃったんです」。
どうやら、クツを電車の外に忘れてしまったようでした。やがて発車のベ
ルが鳴り出しましたが女性はまだ電車から出ることができません。乗り込
む人がようやく途切れて外に出たのを確認したN村はその女性が速攻でク
ツを履き、再び電車に乗ってくるのかと予想していたのですが、またして
もN村の予想以上のことが起こりました。女性は電車には乗ることはなく、
その視線は電車とホームのわずかな隙間を見つめていました。電車のドア
が閉じて次の駅へ動き出した時、女性が駅員に何か言っているのが見えま
した。


みそ汁
○○○のK籐さんから以前情報を頂いた紙パック入りのみそ汁をついに飲
んでみました。買ったのは98年の11月で、場所はI野の連れていって
もらった20号沿いのドンキホーテというディスカウントショップ。はて、
肝心の味はというと予想とはかなり違ったものでした。
N村はかなりどろどろしたみその味を想像していたのですが、飲んでみる
とカツオだしにしょう油を加えて水で薄めたような味でした。想像とは違
うからといって想像以上においしいわけではなく、そこは想像通りにおい
しくありませんでした。


今日もめでたくドンタコス通信は無事終了ですわ。
一応断っておくけど「シンデレラ少女」に出てくる女の人は別に少女やな
いからね、パッと浮かんだネーミングが少女だっただけの話やから。
んじゃ、また次回をよろしゅうたのんます。


ドンタコス通信990107号
ドンタコス通信990119号
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