『爆痛みか物語』
第63爆章
鎮痛剤2番手
激痛レベル
★★★★★
看護婦さ〜ん
冷たいよぉ〜
くすんって、いじけながら、もがき苦しむみかだった。
5分ほどして、看護婦さんが戻ってきた。
「相当痛いね〜」
かなり…
隣のおばぁちゃんを起こさないように会話していた。
「今度は効くと思うから!」
看護婦さんは、注射の準備をしに行ったのだった。
でも、待てよ〜
初日の事を思い出せ!
何が効果あった?
◎ざ◎や◎く◎
あの日も、おっかさん看護婦が色々してくれた。
しか〜し!
苦労のわりには、どれも効果は今ひとつ。
病室に来て、してもらった座薬◎
これが一番だったのだ。
その事をコチョコチョ声で看護婦さんに伝えた。
だが、先生からの指示でカルテには、痛みの処置で出す薬が書いてあるそうだ。
多分、薬の弱い順になってるんだろう。
強い薬は効く分、副作用なんかもあるんだろうし、
鎮痛剤というのは実際に痛いのを麻痺させるわけだから、
体にいい物とも思えない。
点滴に入れた鎮痛剤の次は、筋肉注射。
腕をまくり、針をぶっ刺された。
痛い注射も、この痛みに比べたら、何でもなかった。
効いてくれ〜
戀戻る驪前 黎次