『爆痛みか物語』
第48爆章

初夜
燃える闘魂レベル
★★★★★

昼間に比べたら、幾分痛みも治まった。
朝から何も食べていない。
水分だけは、たくさん取るようにって、
お茶をガブガブ飲んだだけ…
少し余裕も出てきたので、
ちょっとお腹ぺこりんだなっ〜なんて思った。
人間の欲求は、面白いもんだ。
激痛の最中は、この痛みさえなくなればいいとさえ思うのに、
その欲求が満たされれば、次なる欲求が生まれてくるのだから…
気持ちに余裕ができた時〜
はっ!
とした〜
ちかちゃんに連絡しなくちゃ!
ジョイントライブまで、2週間を切っていた。
何とかして、ライブしたい!
更なる欲求の誕生だ!
これは、何としても早く退院しなくては〜
うるうるもふっ飛び、

闘志のようなものがみなぎってきたぁぁぁ!

しかし、
こんな状況でライブの事を考えてるみかって、

マジ音楽バカなのだろう。

入院の連絡メールをしたちかちゃんからは、当たり前だが…

『無理はしないで!ライブはいつでもやれる!』
しかし、その続きは…

『…と言って聞くみかちゃんじゃないわね(笑)早く出てこい!』
と、オチていた〜
さすが、みかの友達っ♪

頑張るんばっ!

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