はっし〜 |
第214話 じいちゃんの死 (感謝度レベルA) 退院したその日、聞かされた事があった。 自分の入院中に、じいちゃんが死んでいた事を。 自分に迷惑がかかるだろうから、精神的な負担になるだろうと思ったらしく 退院するまで事実を伏せていたと親父に聞かされた。 やっぱり・・・・ 死んだ時に、教えて欲しかったと思ったが、時間を戻せる訳でも無い、 親父に文句を言っても、じいちゃんに会える訳でも無い。 退院した時、葬式は、すでに終わっていた。 実家に帰り、じいちゃんの墓に会いにいった。 そして、じいちゃんに無事手術から戻ってきた事を報告した。 天国にいるだろうじいちゃんに 『天国から見守ってくれて、ありがとう!!』 そう、伝えた。 ほんとに、ほんとに、ありがとうと。 【戻る】 【次へ】 |