激痛病棟
(体験談)


第10話 食事

激痛レベル B
激痛に耐えていたときは、考えもしなかった事。
《食欲》
入院して4日目
絶食状態が続いた・・・・・
そろそろ、なんか食べさせて!
T先生に聞いてみた。
「そうだね、そろそろ点滴本数減らそうかな。」
そうです。私は点滴様のおかげでここまできました。
「お昼から始めてみようか。まず、ヨーグルトからね」
ヨーグルト!よだれが出そうであります。
「大丈夫そうなら、夕食からおかゆ初めていいよ」
ゲッ・・・お・・・おかゆ?
私、おかゆはきらいなのです。物体の形がありそでなさそな中途半端な物。
でも、背に腹はかえられぬ。
おもわず、「はい、ありがとうございます。」
と答えていた私。
お昼、念願のヨーグルト様が私の元に・・・
 うまい  うますぎる!ヨーグルトでこの感動誰に訴えればいいの?
おなかもなんかグルグルいいだした。
夕食、乗り切ってみせる。 おかゆになんかまけない。
おかゆの登場。
一口・・・二口・・うまいじゃん!
一種の飢餓状態って、好き嫌いが克服できるもんだと勝手に納得。
じゃあ、次回はうなぎをお願いします・・できるわけないっしょ!

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