激痛病棟
(体験談)


第4話 その4 初CT

やさしそうなT先生。
皮膚の状態を見た後、すぐに「はい、舌を出して」
かなり重度の脱水症状らしく、ムッチリ太ももの強烈な痛みモそこからきているとのこと。
すぐに採血と点滴の用意がされたのです。
すぐに・・・・・始まるはずが刺せる血管が見つからない!
そうです。なんたって脱水症状がひどすぎる。
かなり腕のあちこちに針を刺した後が。
かなりのチャレンジ後、やっとはいりました。
痛いと言うより、変な感動、看護士さんと「よかった〜!」と思わずハモってしまったのです。
点滴開始。
落とす速度の速いこと速いこと、
すぐに2本目となり少しゆっくり目に調節された頃、CT室に連れて行かれました。
CT室も初デビュー。
今ではなんでもないCTも、このときの私にはムリじゃー!!!
と叫べるものなら叫んでいました。
痛みでじっとしていられないのに、動くなだなんて、ましてや1回撮るごとに16秒息を止めろじゃと?
皆さんに迷惑をかけながらCTは通常の多分倍以上かかっておわりをつげたのです。
トホホ・・・

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