激痛病棟
(体験談)


第7話 美白

2時間後の19時にA医師が登場。
相変わらず腹痛が引かない事を告げると、
「明日も来院してくださいね」
との事なのです。
しかも、明日は非番らしく他の消化器外科の先生に診てもらうという事で、
簡易的な外来予約の用紙をげっと。
ちなみに、当番院のFAXはどこにも届いていなかったそうな(涙)

家に電話し、自分で帰るつもりだったのですが、
心配なので両親が迎えに来てくれる事に。
帰宅しそれなりに心配していた弟壱号が一言。

「姉ちゃん、、、顔の色無いぞ」

どうやら美白を通り越した白さだったらしい(汗)
朝から何も食べずに過ごしていたので、
栄養だけでもとお粥を食べ床に就くのです。
明日になると痛みが引いていればいいな、と、
淡い期待を抱きつつ眠りに落ちるのです。

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