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○痛みは続くよどこまでも


アイタタレベル


★★★☆☆





朝の回診のときヒゲドクターに尋ねました。


「足のみがもっと無くなる方法はないですか?」


「神経ブロックという方法もありますが手術後はやらない方がいいんですよ。


余りいようならまた点滴なんかもやってもいいですが


あなたのように退院が視野に入ってきている場合は


がんばって歩く練習をしてみてください。」


歩くのにいから言ってるんですけどねぇ。


「昨日あそこの本屋まで行ったんですが


途中でくなって休憩しないと行けませんでした。」


「あの本屋なら300mくらいですかねぇ。


とりあえずあのくらいのところで練習ですね。」


ウーンそんなもんですかねぇ。


リハビリではマッサージをしてくれる人が初めての人でしたが


足を90度に持ち上げて


「どうですか?


くないですか?


腰に響きますか?」


右足にかかわらず左足でもそのくらい上げると


膝から下辺りが柔軟体操のときのようなみを感じますが


どうも私の場合彼らの期待(?)するような


腰にビリビリッとくるということはほとんど無いんです。


昼食後とりあえず例の小公園へ散歩。


着くころには少々のみを感じます。


ベンチに座ってしばしの間ボケ−ッとしていました。


今日は幼児を連れたお母さん達が数組。


この小公園の一角の木の下にもベンチが2つあり


昨日も気がついていたのですが


真横にゴミの入った袋のようなものが4つ5つ置いてあります。


こんな公園に黙ってゴミを捨てていくヤツがいるんだなあ。


あんなゴミの横のベンチなんて利用できないじゃないか…


と思っていたのですが


今日はベンチそのものにも汚い毛布のようなものが置かれています。


ホントに苦々しい限りだと思ってよく見るとその毛布が盛り上がっていて


なんやら人の靴のようなものが垣間見えるではありませんか。


なんとこんな小公園にまでホームレスが居るの?


するとあれはゴミ袋ではなくて彼らの生活道具一式なのかしら?


しかし私の座っているベンチは彼らのところからそんなに離れておらず


私の恰好といえば白いトレーナーにユニクロのグレーのフリース


パンツもよく似た感じです。


平日のこんな時間


にいい年したオジサンがこんなところでボケ−ッとしていると


あのお母さん達はひょっとしたら私もホームレスだと思うんじゃなかろか


なんて思ってしまい早々に退散して帰りました。


2度目の散歩は入浴後3時過ぎ


一昨日手前まで行って入らなかったショップに行きました。


このショップは薬局なんですがそれ以外に日用品や食料品等も置いています。


片側2車線の国道を初めて歩いて渡りました。


でもショップの中をカゴを提げて歩いているときはじわじわみを感じます。


もともとこの店に来たのは目的がありました。


昨夜寝ていたときに右足の指に痒みを感じたので


よく見てみたら右足の中指に小さな水疱ができています。


ゲッこりゃ水虫だ。


足のみで今まで気づかんかったのでしょうか。


ということで水虫の薬を買いに来たのです。


ついでというわけじゃないんですが


神経に効くと書いてある貼り薬と足首用のサポーターを買いました。


歩いていてくなる部分に貼るとか


歩いていて一番みがひどくなるのが足首とその上の部分だから


サポーターすれば少しは楽かもしれんという気持ちからです。


こういうの“藁をもすがる"の部類に入るんですかねぇ。


ポリ袋を提げて病院まで戻りまた横の喫茶店に入りました。


ここまで歩くのがホントにやっとという感じで


“足ぇなぁ〜"と思いつつ店のイスに腰掛けました。


例によってコーヒーなんですがやはりサービスのお菓子が出てきます。


一度も食わないのもなぁなんて思って今日はプチケーキに兆戦。


「カップケーキ」と書いてありました。


味は?まあこんなものかってとこです。


その後これもサービスの昆布茶を飲んで病院に戻りました。





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