激痛病棟
(体験談)

連載レポート01
投稿者:りんさん
02/04/12
○看護婦の卵
〜Part1〜

わたくしは看護婦の卵です。
つい最近のわたしが看護学生の頃のお話です。
学生は病院でさまざまな事を学びます。
やはり学生だから見学など簡単な処置が主ですが
私が腰椎のミエロの検査を見学した
見てるだけで激痛の走るお話です。
ある患者さんは周りで

ミエロは素晴らしく痛いと

噂で聞いており検査当日も私に
「死んじゃうの?」
と不安そうな顔をされてました。
そんな患者さんと一緒に車椅子で検査室へ。
歩く事も困難な患者さん。
検査室に直接は入れないけど
ガラス越しに見る事はできます。
患者さんに
「頑張って下さいね。私終わるまで待ってますから」
伝え患者さんと別れました。
患者さんは検査台に上る事も不可能なので
検査技師四人ほどで抱えました。
しかし激痛が走って患者さんは

「痛いっっっ!!」

と叫んでました。
すでに顔は真っ青。
次は腰に造影剤を注入します。
しかしそれもなかなかはいらない。

患者さんは痛みに耐えれず体をピクピクさせます。

その時間約15分。
しかし心配はこれから。

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