image

image


○総合病院


アイタタレベル


★★★★☆


効き目を感じられなかった中国整体にガッカリしつつも


一応はS整形外科で貰ったみ止めと湿布薬で過ごしていましたが


相変わらず通勤時に感じる苦


会議で市内へ出たりするときに我慢するみに閉口していました。


そんなとき職場の同僚なんかが


「もっときちっとしたとこで診てもらわなきゃいかんよ。」


「S市のS中央総合病院は設備も整っていていいんじゃない?


もちろんMRIもあるし…。」


などとアドバイスをしてくれます。


また、直属部下のK女史も、


「S市のO整形外科は個人病院ですけどMRI持っていますから行かれてはどうですか?」


と言ってくれました。


それで、少しでも診察がスムーズに行くように


もう一度紹介状を書いて貰おうと診療所を訪れました。


診療所の医師の手許には


最初のS整形外科からの診療報告のようなものが届いていました。


詳しくは見ませんでしたが、余り詳細には書いてなかったように思います。


診療所の医師に


「S整形で薬を貰って服用してますが、どうも効果が無くて。


きちっと診察を受けたいと思いますので再度紹介状をお願いできませんか。」


と頼むと、


「じゃあ、国立大学の附属病院で診てもらいますか。」


「いえ、大学病院はしっかり待たされるということなので、できればS中央総合病院で…。」


別に確固たるものは無かったのですが、一応同僚の助言を頼りにしてみました。


そしてその翌日朝から休暇をとってS中央総合病院の外来を訪れたのです。


S中央総合病院は


数年前に改築整備されたばかりの大きくてきれいな病院でした。


もちろん初めて行ったのですが


大きな外来駐車場も空きスペースを探すのに一苦労して


普段ならなんのことはない駐車場から外来受付に歩くだけでみを感じ


休みながら歩きました。


総合受付を済ませ、整形外科外来の待合室へ行きましたが


ここの診察室も3診まであります。


待合室には


「MRI検査を受けられる方へ」


というポスターが貼ってあり、金属製のものは身体につけないでとか


「閉所恐怖症の方はMRI検査を受けることができません。」


などという注意事項が示されています。


そっか、と納得しながらももう自分は


MRI検査を受けることになるんだろうという気持ちでいました。


初診専用の1診へ通され、簡単な問診の後まずはレントゲン撮影です。


1診の医師はまだ30歳前後に思えるような若い医師でした。


(大丈夫なんだろねぇ?)


レントゲン撮影結果を見て、足上げの触診をした後





坐骨神経ですね。み止めと湿布薬を出しておきましょう。」





ええ〜っ?





そんなの、S整形と同じじゃんかぁ〜っ。


「はぁ〜。先生、MRI検査をしていただくわけにはいかないですか?」


「そうですねぇ。MRI今から予約すると年明けの1月20日過ぎになりますねぇ。」





ギョェ〜、そんな悠長な。





1ケ月以上も待てるかよぉ。






なんのために、こんなでかい病院へ来たの?


この病院もこれっきりだね。


そんな思いで、い右足をひきずりながら病院を後にしました。





【戻る】 【次へ】