『爆痛みか物語』
第94爆章
破砕リベンジ
熱血レベル
★★★★★
再入院初日の夕方。
きむりんがみかを探していた。
病院内を徘徊して、楽しんでるみかは病室にいない…
病室に戻る度に、先生が探してたよ〜
看護婦さんが探してたよ〜と
向かい側の赤ちゃんのママが教えてくれた。
明日は破砕リベンジなのだ!
それで、何か用があるのかな?
と
いつものごとくのんきチックなみかは、仕方ないからしばらく病室で待機してみた。
きむりん登場〜
「やっと居た〜」
ずいぶんな挨拶である。
「明日、破砕するから説明させてね〜」
はいはい
「今回は下半身麻酔して、前回より強い衝撃を与えてみるよ。」
ほぅ〜
じゃぁさ、やってる間は痛くないんだ〜
「そうだね。」
麻酔してやるって聞いて、あの痛さはないって思うと
更にのんきレベルが上昇していくみかだ。
「今度で決めるからね〜」
先生!頼むよ〜!!!
「絶対!砕いてやる〜」
きむりんは相変わらずおかしい…
麻酔についての説明と破砕の説明を聞き、また同意書へサイン捺印した。
破砕リベンジ〜
きむりんとみかの熱き思いは天へ届くのであろうか………
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