『爆痛みか物語』
第36爆章

ケースワーカー
悲痛レベル
★★★★★

ずっと寒かったのが暑くなってきた。
熱が出始めた。
38.5°ほどだったと思う。
点滴をしているので看護婦さんに手伝ってもらい、
H川さんが買ってきてくれたパジャマに着替えて、
ピンク色のタオルで汗をふいていた。

みかはピンクフェチ。

林家パー子みたく服までピンクにはしないが小物などでピンクがあればピンクを選ぶ。 結構、
それも有名だったりするのでピンクのタオルにしてくれたんだろう。
またまた感謝だ。

そんな時に…
トントン
「失礼します」
白衣を着た中年の男の人が入ってきた。
泌尿器科の先生かしら?
手には何やらパンフレットを持っていた。
「みかさんですね?」
はい
「看護婦さんの方から依頼があって参りました。ケースワーカーの○○です。」
あぁ〜
はい
それから、家族構成などを話した。
色々と込み入った話もした。
「どなたもお子さんの面倒がみれないとなると
ヘルパーを派遣させるか施設に預けるしかないですね。」
手に持っていたパンフはヘルパー斡旋と施設の入所案内書だったのだ。

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