『爆痛みか物語』
第32爆章

正体
激痛レベル
★★★★★

処置室にいる間、寒くて寒くて毛布を何枚もかけてもらってた。
2月…

あまり使う事がないよな部屋だったらしく、暖房も入ってなくて寒い寒い。
みかがガタガタ震えてるので、先生は慌てて暖房をつけてくれた。

「う〜ん ほぅ〜 ははぁんそっか〜」
画面を見ながら、一人で納得してる先生。
「石だな!」

石???
「多分、腎結石」
「腎臓がはちきれそうに腫れ上がってるよ。これじゃ痛いはずだわ。」
へぇ〜
そうなの…
「泌尿器科の先生に診てもらおう!どこかに石があると思うよ。」
はぁ〜
「しかし、こんなになるまで、よくほっといたね〜」
えっ?
「ここまでなるには、昨日今日じゃないよ〜」
そうなの?
「体調悪くなかった?」


あぁぁぁぁ〜
年末から、ずっと微熱続いてて、だるかった〜


「ね、年末……」
だって、病気なんて風邪くらいしか知らないし〜
疲れてると思って栄養ドリンク飲んでました〜
原因がわかり始め、いっきに和やかなムードになり、
先生は爆笑してみかの話を聞いていた。

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