『爆痛みか物語』
第31爆章
エコー
激痛レベル
★★★★★
依然として、激痛は容赦なくみかを襲っていた。
そこへやってきたのは〜
「担当医になりました××です。」
実は、この先生が激痛の正体をあばいてくれたにも関わらず、
誠に申し訳ないが、みかはこの先生の名前を覚えていないのだ〜
(先生、ごめんなさいです。)
それも無理のない事で、担当医はこの30分後、また変わる事になるのだから…
またまた、振り出しに戻り問診。
昨日からの様子と痛みの場所を話した。
「外来でエコー見た?」
エコーは妊娠中に胎児を見せてもらってから、拝んじゃいない。
「ちょっとエコー見たいから!歩けるかな〜?」
はい
何とか…
そして、エコーの機械のある部屋へ点滴をつりさげるコロコロがついたのにつかまり、
先生に支えてもらいながら歩いた。
いてぇよ〜
歩けると言ってみたものの、激痛の中歩くのは至難の技だった。
「ここに横になって〜お腹出してね〜」
まずはゼリーのような物体が塗られた。
ひやっこ〜い
さぁ
さぁ
さぁ
みかを半日苦しめた犯人は……
(犯人って言うんかい?)
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