『爆痛みか物語』
第74爆章

腰部レントゲン
激痛レベル
★★★★★

看護師さんに呼ばれ、また汗をかきかき診察室へ…
先生は同世代と思われる男の先生だった。
3件目の整形外科となったココでも、やはり診察方法は同じ。
さっき書いた紙を見ながらの問診。
ベットへ横になっての足上げ。

「今からレントゲン撮ってもらうね。それから詳しく診よう。」
そして、看護師からの質問…

「歩けますか?」

みかの答えはいいえ。
そこで登場したのが“車椅子"だった。
何をしてても痛いけど、立って歩くのが何よりの激痛を呼ぶ。
まだ座ってた方がマシなので、車椅子のご登場に心の中で拍手したほど!
看護師さんが車椅子を押してくれて放射線科へ連れてってくれた。
「終ったら、また迎えに来ますからね。」
看護師さんは病人には天使だなぁ〜
そう思ってると名前を呼ばれて中に入る。
寝て写すという事で固いガラスでできてるらしきベットというのか台の上に横になり
スカートについてるファスナーがレントゲンに写るのでズリズリとスカートを下げて待つ。
仰向け、横向きなどさせられて写すはいいけど、なんたって痛い!
しかも、この台は固いから、たまんない!!!

「じっとして〜」
「はい息を吸って〜」
「はい止めて〜」

何枚撮れば気が済むんだぁぁぁ〜!?

痛いよぉぉぉ〜!!!

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