『爆痛みか物語』
第70爆章

捜索願
お騒がせレベル
★★★★★

家に帰り着き、まずはベットへ…
何をしてても痛い。
寝ても覚めても激痛。
それでも、がんばんなきゃなんない。

遅くなってごめんよ〜

トーイの前では、いつものみかだ。
携帯の電源をONにした。
美希からメールが何件も入っていた。
美希のパパがみかを探しに行ってる…って。

ぐぅぇぇぇぇ〜

なんてお騒がせな事をしちまったんだ!!!
確かに海に行く時に美希にメールした内容は

生きてるのがつらい

みたいな事を書いてたんで…
そりゃ、心配するのも無理はない。
慌てて美希に電話した。
平謝りのみかだった。
しかも、美希の家族総出で心配させてしまって…
でも、みかが無事ならそれでいいって…。
帰ってきた事を喜んでくれた美希には、みかは一生かけても恩返ししなきゃな…って思った。

虫に恐れおののいて帰ってきたこと。
いろいろ考えて、いっぱい泣いたことも話した。
今まで、ダメになりたくなくて、無理して笑ってた。
それを全部はきだしたような気分だ。
この日は金曜日。
月曜に入院する覚悟で病院へ行く事を決意した。
後から聞いた話だと捜索願いを出そうとした時に、みかが電話したらしい→大反省のみかだった。

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