『爆痛みか物語』
第55爆章

会議
激痛レベル
★★★☆☆

毎月上旬に、前月の実績をまとめて営業会議がある。
3ケ月に一度は横浜と大阪の営業も集まり部全体の会議となる。
6月25日から自宅療養を始め、いつまで休むかもわからないままだったみか。
7月に入って、所長から電話があった。
「全体会議出れないか?座ってるだけだし、みんな集まるからな。」
座ってるだけでも脂汗をかく。
この頃は寝てても痛くて、眠る事もできてないのに…
休みをもらってるとは言え、辞めたわけでもないし、行く事にしていた。

でも、正直なところ逃げ出したかった。

クビになるのは困るけど、いつ働けるのか見当がつかない。
こうして、また無理をして仕事をすれば、良くなるわけがない。
整体へも通った。
「ここまでになる前に来て欲しかった。」
…と言われていた。
会社へ行けば、いつ治るんだ?と聞かれる。
どうしよう…
どうしたらいいんだろう…

早く治して仕事をしたい!
普通の生活がしたい!
早く治して
早く治して
早く治して
早く早く早く早く早く早く早く…


知らないうちに自分で自分を追い詰めてしまっていたみかだった。
会議当日の朝、思わぬことがみかを襲った…

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