『爆痛みか物語』
第53爆章
ぐたっ
激痛レベル
★★★★★
やっと型取りから解放された。
デブデブ君に蹴りを食らわすのは、やめといた。
通常より、早くはがしたので念のため採寸もした。
痛くて汗かいた。
ラップで巻いてたお腹の辺りは特にベトベト〜
ダイエットで、足が細くなりたくて、ラップを巻いた事があったな…って、思い出してた。
しかし、マジ痛かった!!!
よくぞ耐え抜いたと感心しちゃうほどだった。
そして、先生の誠にありがた〜いお言葉で、注射打って帰る事になった。
あー嬉しい!!!
(やけくそレベル ★★★★★)
それは、それはぐったりしながら…
全勢力を上げて、型取りに挑み、息つく間もなく、あの注射かいっ〜!!!
パンツを下げて…
「じゃぁ、いくよ〜!」
はいはい!
もう何でもしとくれ!
ぐぉぉぉぉ〜
ぎゃぉぉぉ〜
ぐぇぇぇぇ〜
あまりにも次から次へと巻き起こる激痛に
泣きたくもないのに涙がちょろちょろ出るし〜
いつもは退屈な注射後の安静時間が、この日ばかりは快楽のひとときになった。
みかはぐったりしながら寝ていた。
カーテンの向こう側では次の人が型取りをしていた。
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