『爆痛みか物語』
第51爆章
はがいじめ
激痛レベル
★★★★★
まっすぐ立ったまま石膏を塗って固まるまで動いちゃダメ〜???
そんな事は無理〜!!!
採寸して作ろうか?という話にもなった。
どうするか最終判断を決めるために、看護師さんが先生を呼びに行った。
「ちょっと座って待っててね〜。」
座ってる事も辛いけど、さっきの激痛に比べたら“ほっ"とできたが、それも束の間〜!!!
先生がやってきた。
「みんなで支えよう!」
えっ!?
やっぱし、やるんかい!?
みかは再び新聞紙の上にパンツ姿で立つ。
看護師さん2人と先生が体を支える…ってより
はがいじめのような姿。
ウエストからおしりの下辺りまでラップをぐるぐる巻きにした。
そこへダラダラの石膏を塗っていく。
「腰曲げちゃダメだからね〜」
答える余裕もなく、必死に下唇をかんで我慢!!!
痛い…
痛い…
痛い…
座りたい…
寝たい…
看護師さんがウチワをどこからか持ってきて扇ぐ〜
「痛いね〜もうちょっと頑張れ!!!」
早く石膏!固まりやがれぇぇぇぇぇ!!!
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