『爆痛みか物語』
第27爆章

当たり前
心痛レベル
★★★★☆

整体初体験翌朝〜
やっぱ、朝の痛みは辛かった…

はぁ〜

出るのは、ため息だけだ。
それでも、昨日までの痛みよりは少し楽な気分。
朝起きて、ストレッチをする。
これで少しでも痛みから解放されたい…
痛切な願いを胸に、痛みを引きずり会社へ出勤だ。
こんな状態で、働くなんて無謀だった。
今の仕事をクビになったら…
それが怖くて休めなかった。
30代も半ば〜
商業高校を出て、資格はいくつか持っていても、不景気の中
今の収入を得る仕事が他にあるとは思えなかったからだ。
離婚して2年になろうとしてたこの頃。
遅くまで仕事したり、休日出勤もして、がむしゃらに突っ走った結果がこれだ。
何とかヘルニアを早く治して、せめて普通に仕事がしたかった。
元々、働くのは好き。
家でジッとしてるタイプじゃない。
仕事は楽しい事ばかりじゃない。
元気な時には、仕事したくないぜっ…
と思う事は多々あったくせに…

歩く事。

仕事。

家事。

みんなできて当たり前だった。

それが突然できなくなって…

不安。

激痛。

睡眠不足。

少しずつ心が病んでいる事に気付かないみかだった。

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