『爆痛みか物語』
第22爆章

筋肉
快感レベル
★★★★★

整体のマッサージは快感だ。

足でのマッサージに加えて、手でもマッサージをしてくれた。
全身を念入りにマッサージ♪
つまり、みかの体を一通り先生は触ったわけだ。
「みかさん…」
はい…
(今度は何を言われるのやら〜)
「運動してます?」
は…運動?
「はい。運動〜。」
まったくしてません。
「だわね〜。」
何で?
「自分も、この仕事何年かやってるけどね〜。
こんなに筋肉のない人、初めてですわ。」
ほ?
筋肉がない?
確かに、みかはぷにゅぷにゅしている!
昔から、女友達にも、みかぷにゅぷにゅしてて気持ちイイ〜!!!
などと言われて、触られたものだ。
歩くのも嫌いで、どこへ行くのも車〜
すぐ裏のスーパーへも車で行くくらいだ。
みか筋肉なし子なんだ…
先生は笑っていた。
かなり笑っていた。
「これで普通に今まで生活できてたのが嘘みたい〜」
おい!おい!
先生〜!!!
言い過ぎだっちゅうの〜

「みかさん!!!筋肉!!大事なんですよ〜」

はぁ…
おとぼけみかに先生は筋肉の大切さを熱弁し始めた。

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