『爆痛みか物語』
第19爆章
気力
激痛レベル
★★★☆☆
タウンページで調べた住所を頼りに、整体を訪ねた。
看板を発見!!
こんなとこにあるんだ〜
そこは1階が中華屋さんと、焼き肉の食材を販売する店で
2階から上がマンションになっている。
みかの行こうとする整体は、その2階にあったのだ。
駐車場、駐車場〜
駐車場を探し車を止めた。
整体は道路を隔てたとこにある。
どこから、2階へ上がるのかしら?
激痛の中、動く事がどんなに辛いか…
見渡す限り、階段らしき物は目に入ってこない。
元気な時なら、何でもない歩くという行為ができない…というより、したくない。
ヨッシャ〜!!!
車を降りて気合いを入れて、歩き出す。
道の真ん中で立ち止まるわけにもいかない。
歩く=忍耐!!!
まっすぐにできない腰。
どこから見ても摩訶不思議チックな姿だ。
何とか道路横断に成功した。
ハンカチで脂汗を拭い、建物に寄りかかり一息つく。
階段はどこよ〜
建物の角まで、壁をつたい移動した。
チラッと覗くと…
あった♪
やっと2階への階段をみつけた〜
行くぜ!!!
気力だけを頼りに、階段を昇って行くみかだった。
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