『爆痛みか物語』
第18爆章


激痛レベル
★★★☆☆

痛みは続くよどこまでも〜
ヘルニアってのは、直で命にかかわってくる病気ではないわけで

痛みさえ我慢すれば、何でもできちゃう…

それが、無茶無理をするみかには、更にヘルニアを悪化させる事になった。

自分ではわかってた。

整形外科へ行けば『入院』になると…
しかも、今回は長くなる事も容易に想像ができてた。
接骨院通いをしてみても、痛みは増していった〜

それは激痛となり、眠れぬ夜をみかにプレゼントしてくれた。

それでも意地になって仕事へ行き、おばあさんのように歩いてた。
一度に歩ける距離も日毎に短くなった。
整体へ行ってみよう!!!
みか御殿から近いとこで〜
タウンページがあるじゃないか〜と、見てみると、あちこちにあるもんだ。
接骨院は保険が使えたけれど、整体は使えない。
1回に5千円前後が相場のよう…
でも、それで治るなら、そのお金だって惜しくはない。
電話で予約を取った。
家族がいたら、乗せて行ってもらえるんだろうが、一人で行くしかない。
どんなに痛くても、脂汗を流して歯食いしばってた。
この頃は座る事も苦痛。
車に乗り

藁をもすがる気分だった。

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