『爆痛みか物語』
第17爆章

脂汗ライブ
激痛レベル
★★★☆☆

次の土曜日…
N村くんが、ライブに来てくれることになった。
痛くて不安が大きくなる中、気持ちを明るくしたくて

いつも笑顔で!!!

痛くても、普通にできるふりをしてた。
無理をしちゃいけないのに、人間我慢次第で、どうにでもなるもんだ。
ライブ当日…
N村くんは奥さんと友達夫婦を連れてやってきた。
客集めも、あまりできなかったので、客数は少なかった。
それでも、ライブができなくなっちゃうのが怖くて、必死に痛みを堪えて歌った〜。
脂汗がじわじわ出てくる。

はっきり言って、ただのバカだ!!!

そうまでして、やらなきゃなんない事じゃないわけだし…
2時間は持たず、1時間半歌いあげた。
最後まで聴いてくれて、ありがとうございました!!!
もうダメ〜
その場へ寝ころんだ。
座ってるのが辛くて辛くて…
こんなバカには、もったいない友達が片付けをしてくれた。
店のマスターに、しばらくライブは休む事を告げた。
やっと近くで定期的にできる場所がみつかったのに…
治ったら、またやらせてください!!!
「了解〜」

絶対、またライブしてやるぅ!!!!!!!!!

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