『爆痛みか物語』
第15爆章

命中
激痛レベル
★★★☆☆

まずは痛い場所を聞かれた。
「ここ?」
はい
針を何本か打つ。
その針にピクピク低周波を流す。
究極に痛い部分はアイスノンで冷やし、その他は温める。
「急激に痛くなったら家でも冷やした方がいいね。」
そうなんだ〜
針が終わり、来た時とは嘘みたく痛みが緩和されていた。

先生〜
針って、すごいね〜


「命中すると、かなり痛みが取れるんだよ。
ポイントをつかないと効果がないんだけどね〜」
それから何度か針はしてもらった。
確かに効いた日もあれば、大して変わらない日もあった。
局部に狙いを定めるのは難しいのだろう。
しかし、どんどん痛みがひどくなっていってる。
接骨院へ通い出して約2週間が経とうとしていた。
段々、まっすぐ立つ事も困難になり始めた。
歩く事もままならず…。
それでも仕事へ行く〜
この不景気な中、今の仕事を失う事がみかには恐怖だったからだ。
いったい、いつになれば痛みがなくなるんだろう…
このまま接骨院へ通っていていいものなんだろうか?

痛みのない世界へ行きたいよ〜!!!

切実な心の叫びだった。

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