『爆痛みか物語』
第13爆章

牽引
不快レベル
★★★★★

接骨院に通って3日目くらいの頃。
「牽引してみよっか〜」
ヘルニア治療と言えば牽引。
よく知られている方法だし
早く治したい目標を掲げてるみかは何だってして欲しかった。
「痛かったら言って下さいね。」
はい。
腰にベルトを巻かれ、機械で腰をひっぱる。
特に痛くもなく、気持ち良いわけでもなかった。
牽引をしながら、ベットの下がマッサージ器になっていて
コロコロと背中からお尻をマッサージしてくれる。
このマッサージがみかには不快。
それでも、早く治りたい一心で我慢した。
翌日も、また接骨院へ行く。
牽引…
その日は、少し痛みがひどかった。
またコロコロが動く。

いっ…痛い!!!

それは腰から10cmほど下がった辺の骨に触れた時に訪れた激痛だった。

痛〜い!!!

我慢できず、先生を呼び訴えた。
なぜ、そんなとこが痛かったか!?
その答えは、もう少し先に判明した。

『ヘルニアって、その痛い部分なのかしら?』

なんて思っていたみかだった。
それから、接骨院での牽引はしなくなった。
そして、接骨院へ通い始めて1週間。

激痛がみかを襲ってくれた〜

戀戻る黎次